小川加奈子ピアノ教室 | 日記 | 節分ですね

異例の暖冬となった1月でした。大寒のニュースを耳にしても、「そんなに寒かった？」というような今年の冬です。
ただ、まだまだインフル、コロナと感染症も流行っているみたいなので、十分注意が必要ですね。

さて、お教室の方は発表会のソロ曲が徐々に形になってきて、連弾の譜読みを開始しています。
連弾は、ソロより選曲の自由度が高いので、なにやら苦戦しながらも、自分で練習してみよう！と頑張れる子が多いようです。

講師の私は、つまづき対策、磨き上げ対策を練り直し、長ーい練習期間をマンネリにしないように、勉強中です。
短い時間で継続できるテクニック練習なども試しています。

もうひとつ、お休みの日を増やして児童福祉系のお勉強に参加しています。学びの時間は大人になると本当に貴重です。生徒の皆さんの普段の姿を重ね合わせながら、先生の講義をお聞きすると、次の日からのレッスンがまた違う輝きになります。

学生時代の教職課程でも学んだはずですが、実際に何年も多くの子どもさんと関わらせていただいて、教科書で文章にされていた知識だけではとても足りない、そして今なお変化し続けていると感じる日々を過ごしていました。出版されている本もどこか他所の子のお話に感じている事に悩みも有りました。
ピアノ演奏やその指導法、楽曲や教本は当たり前の研究ですが、発達や発育、心理面を今回学び直し、毎回の講師の先生の体験を交えた講義をお聞きしたことで、生徒さんたちの成長や未来、親御さんたちの愛情を改めて知ることとなり、その一瞬に立ち会えている今の講師という職業に出会えて本当に良かったなと思う時間となりました。

明日からもこれまでと同じように、マンツーマンでのピアノレッスンには変わり有りませんが、何かひとつでも、数分でも、心地よいレッスンの時間に導くことが出来ればいいな、と思っています。