小川加奈子ピアノ教室 | 日記 | 発表会ありがとうございました

本年も多くの皆様のご支援を賜り、発表会を開催させて頂きました。

今尚、発表会やコンクールが延期やオンラインでの開催を選ばなくてはならない地域を多い中で、皆様へご披露できるステージを作れたことは、出演者、保護者の皆様、ご来場の皆様が率先して感染対策にご協力頂いたからに他なりません。

分散プログラム、会場も来場予定数の3倍の席数を用意し、生徒さんの待機時も距離をとっての密回避。
ご来場者様にも、整理券を発行しご対応頂きました。

慣れない運営により、ご不便をお掛けした部分関しては、反省して、次回へ生かせるよう、努力してまいりたいと思います。



今回初めてSTEINWAY & SONSをお借りしての発表会。
私自身が子供の頃、学生時代も含めて何度も触れる事ができたのは、とても贅沢な経験だったのだと実感しました。恩師の先生方、先輩方にそのような機会を与えていただき、本当に感謝です。今成長を続ける子どもたちにも、少しでも良い音を感じて、演奏を楽しんでもらえるよう、今後も精進しなければ！と気持ちを新たにした次第です。

一人ひとりの演奏は、本当に努力の結晶。
練習の成果は良い楽器とお客様の大きな拍手にも助けられ、十分に発揮できてました。
発表会ですので、その点に関しては全生徒さんに花マルをあげられます！ヽ(=´▽`=)ノ
ただし、毎週レッスンをみていた先生の立場から、厳しく講評を申し上げれば、
やはり。ピアノにまぐれはありません(*_*)
繰り返して何度も練習の必要だった箇所、もう一度見直しておくはずだった箇所、ゆっくりテクニックをおさらいするはずだった箇所…。
ミスタッチ、暗譜ごまかし、自信無く消極的な演奏に聴こえていました。
本人と先生しか気づかないような音でも、きちんとクリアしておけば、次のステップに上がった時にまた同じ苦手を抱えなくて良くなります。
どんな演奏会でも百点満点を取ることは奇跡のような事。学習中の子どもたちでもプロのピアニストでもそうです。
反省があって、目標を持てるということもありますので、また一緒に取り組んでより良い演奏を目指していきましょう(。•̀ᴗ-)✧


末筆ではございますが、今回進行の全てをフォローしてくださった、お仲間の先生方に、心より感謝を申し上げます。


まだまだ落ち着かない日々で、しかもさむ～いゴールデンウィーク。ようやくの北海道の桜も残念な開花ですが、皆様、身体にはお気をつけてお過ごし下さい。