こどもからシニアまで、丁寧に個人レッスン
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TOP > 小川加奈子ピアノ教室 日記 > 夏休みも中盤です
皆様、夏休み。いかがお過ごしでしょうか?
立秋を過ぎた頃から、驚くような涼しさへと変わった旭川。
全国ニュースで聞く猛暑の報せが、信じられませんね。
しかし、大人はここからお盆休みという方もいらっしゃるはず。ご家族との時間を有意義に過ごして頂くためにも、どうかお天気が回復することを願いたいですね。
お教室の定期レッスンは、本日を区切りに明日から金曜日まで休講となります。
この一週間を普段の復習に使うも良し、新曲の譜読みに取り組むも良し、
逆に思いっきり遊び溜めしてピアノは忘れてた!?次回レッスンで、
ガーーーン☆=>=>=>(+_+。) という顔を見せてくれても(ピアノの先生としてはチョット寂しいですが・・・)まぁ、個性と時間の使い方はそれぞれですから。良しとしましょう(^_^;)
大切なのは、練習を通じて、自分と向き合う集中力を養うことなので、それが出来ないときは、気持ちを切り替えて好きなことに取り組むことが有効ということもあります。
ただし、いつもお話しするとおり、「毎日」練習することは、上達への一番の近道です。
しかし、みんなが近道ばかりを通りたい訳では無いですよね。
「いつか〇〇というゴールへ」という希望や目標があって、そこには親御さんの希望や、お子様の目標、社会人クラスですと、明確にこの曲を弾きたいという意思もあります。
生活の全てがピアノを中心に・・・なんていう人はごくまれで、ピアノ以外の生活とのバランスなどを考えながら、お家での「練習習慣」を築くトレーニングを重ねる事が大切だと考えます。
ピアノを弾くためには「視」「聴」「動」これら能力を「感覚」として身につけていく訳ですから、はじめて1年や3年では全ての結果はでないでしょう。
たとえば、やっと一人で歩けるようになった子が、階段に差し掛かったとき、大人に手を引かれて、一段ずつよく見て、両足を揃えながら・・・その次は片足で右左と、だんだん慣れた階段では一人でも昇降可能となり、段を確認せずに前だけ向いて進めるようになります。小学校では一段飛ばしや、二段飛ばしといった離れ業を披露する子もいますね。毎日通る階段を身体が感覚で覚えてこそのこの成長です。
もう一つ例えていうなら、幼少期からスタートしていなくても、「似たような感覚」は身につきます。もともとスタスタと歩けている人は、階段に差し掛かってもはじめは苦労なく進めます。急勾配やとても長い距離、前述の一段飛ばし・・・などはちょっと努力と勇気が必要。なかなかなか持ち合わせていない感覚ですからね。
ピアノも同様で、大人になってからや、小学校の後半になってからのピアノ挑戦でも、もともと持っている基礎的運動能力や、読む力を応用して演奏するので、かなり高度な曲でも幼少期からの受講生と遜色なく仕上がる方もいらっしゃいます。
いずれにしても、小さな練習をコツコツ積み上げた結果しか演奏に現れません。
厳しいですね、何事も・・・。
ありがたいことに、ピアノは子供の習い事ランキングでも常に上位をキープする、多くのお子様から大人までが興味を持たれる習い事です。
先生やお教室も多く有り、教本やメソッドも多く、日本人には取り組みやすい楽器であるのは広く知られています。
また、特技として活躍できる場も多く、グレードやコンクールの入賞歴などが無くても10年、15年と続けたものとして大人になってから立派に評価される場面も多くあります。教育現場では必ず必要となりますし、奉仕演奏などの活動も可能です。
多くの人に喜んでもらえる技術と精神を持って社会に出ることは、とても尊いことですよね。幼少期にピアノ楽しい!と無邪気にはしゃぐお子様にその10年後を問うのは難しいですが、大人の目線で見守って頂いたときに、今重ねている小さな小さな習慣が、どのように膨らむか、想像するとワクワクしませんか?
演奏を喜んでくれる対象は、成長とともにどんどん広がります。
はじめは両親や家族。たまに会う親戚。クラスメイトや先生、学校全体を率いる場面もあります。学生時代や大人になってからの活動で役立てている方も多いです。
あなたの演奏の向こうに誰かの笑顔があれば、それは自分自身に大きな「花まる💮」をあげてくださいね!