2018/06/05
土日の練習



6月に入りました。
北海道が国内で一番気温が高いなんて、不思議な現象が起きるほど、暑いこの数日。
寒暖の差が激しいと体調も整いませんね。

さて、旭川では、先週末音楽大行進が開催され、まもなく札幌では恒例のYOSAKOIソーラン祭り、美味しいものの収穫もどんどん最盛期に入ってるようです海沿いの町では、お祭りなんかも開かれてます。

みなさんはどのような週末、過ごされてますか？

小川加奈子ピアノ教室では、土日は基本的に定期レッスンを行っておりません。補講と予約制のワンレッスンは承っています。
昨今土曜日は、学校もお休みで、午前より生徒さんを受け入れられるので、開講しているお教室が多いのですが、当教室は昔のまま(^_^;)

最近の小・中学生に聞くと、本当に皆さん日々予定が詰まっていて、習い事のみにフォーカスしても週4、週5という声も聞かれます。

習い事というのは、だいたいが曜日や時間が決まっていて、自身が管理しなくても、決まった時間に決まった場所でお稽古が受けられるものが多数です。
ただ、ピアノは自宅での練習が不可欠。決まったお稽古時間以外に、自分で時間をやりくりしておうちで練習しなくてはなりません。


幼い頃は、親御さんが練習時間に声を掛けてくれたり、○時になったらピアノ！とご家庭でルールを決めていたり。
そのうち習慣となって、自分で進んで練習をするようになることが多いようです。


ただ、毎週の課題は、いつも同じ難度のものとは限らないので、いつも30分ずつやっていれば、次のレッスンまで余裕なのになー、なかなか弾けないなー。こんなことももちろんありますね。
となれば、こんな時こそ土曜日、日曜日です。
いつも一日30分の練習を夕方からもう一回増やしてみましょう。部分練習をいつもなら10回繰り返すところを30回繰り返してみる。
一回通して弾ければ良しとしていたものを三回、間違わずに弾けるまで弾き込む。
逆に土日にたーくさん遊びたいから、練習お休みしたいなーなんて時は、お出かけ前に10分、エチュードだけ触って、平日に一日5分ずつ上乗せする、なんてことも有りですよね。

そんな自分オリジナルの練習プランをたくさん時間の取れる日に試してみてください。


楽器の習得には、どうしても一人で困難に向かう強い精神や、諦めない忍耐が必要となります。
打開策を自分で見つけられる、とにかく何か試してみる。
小さな一曲を仕上げる、そんな中にも壁に当たって立ち上がるまでの、成功プロセスが描けます。


時間は無限では無いです。
練習している自分だって、できれば早くたくさんの曲が弾けるようになりたいですよね。
ぜひ、自分の練習プラン、仕上げまでのプロセスをイメージして、練習に取り組んでみてください。



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