こどもからシニアまで、丁寧に個人レッスン
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TOP > 小川加奈子ピアノ教室 日記 > 教本・楽譜
こんにちは、暑い日が続きますね。
こんなに暑くて夏は大丈夫!?という気持ちになってしまいますが…。
さて、どんなレベルでお勉強されている方でも絶対に必要なもの。
楽譜のお話です。
当教室では、受講生お一人お一人の性格・生活・興味・関心など。多方面からお話や様子をうかがい楽譜を選ぶのですが、日常のお稽古の中で一曲ずつ一課題ずつクリア(合格)してスキルを伸ばすものが、教本と呼ばれるものですね。
私自身、教本・楽譜選びは大好きで、新しいものをみては、その適応年齢まで精神的タイムマシーンにのり(笑)試しています。弾いてみるとだんだん生徒さんの顔が浮かんで、〇〇くんの次の教本にいいかなぁ~なんて考えたりもします。
そんな中、先日よりバイエルやアンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳などおそらく私世代よりももっともっとベテランさん・・・今の多くの受講生さんのおじい様・おばあ様にあたる年齢の方もご存じの教本をおさらいしてます。あくまで講師の私のおさらいですが・・・。
バイエルは自身の子供時代には学んだことが無かったのですが、この教材を主要教材としていたお教室で講師をさせていただいてた時代に全曲お勉強したので、復習のの意味で…。前述の通りいろいろな教本にこの数年間で目を通したことから。今回は70番から最後までを一曲ずつ丁寧に弾いてみました。そして、つづけてアンナ・マグダレーナ・・・。こちらは抜粋された曲集を教本にしたものを用いて弾いてみました。
結論から言うと・・・
「さすが!」
ですね。廃版・リニューアルがどんどん進む楽譜出版の世界でベストセラーを続ける理由が少し見えた気がします。評論家ではないので、専門的なお話は控えますが・・・(^_^;)
ただ、最近の教本に多い、寄り添い過ぎやこじつけなどの無理が無いのです。
その分難しかったり停滞したりということはあるでしょうから、そこは講師の指導・アイディアや本人のやる気大切です。
今までこの2冊についてはリクエストのあった受講生さんにのみ使ってました。使用教本はある程度方向性を考えながら進めるので、「さあ、明日からバイエルね!」なんてことはありませんので、ご安心を(笑)
今、皆さんがお勉強している教本・楽譜はこの2冊に負けず劣らず優秀なものです。
ですが、認識として、インヴェンションに入る前の、ブルグミュラーに入る前の・・・そういうつなぎ教本とせずに、取り入れられるといいなと思ってます。